
生年月日:1982年9月20日 おとめ座
血液型:O型
趣味:映画鑑賞
秋田市東通りにお店を構えるGUIDEMISTAの日常を探りにやってきました!

「おはよござ、おや!?」
早速集中していらっしゃる様子で。。。
たった今パターンを元にカッターや裁ちバサミで裁断をしているようですね。
単純な直線から曲線があったりとかなり手慣れた様子で作業をしています。
パターンとは、製図、型紙の事で、洋服のパーツを一つ一つバラで起こす事を言います。
これらを繋ぎ合わせることで体にフィットした形に出来上がるんです。
そしてパターンを引くときの重要点は、大方どんな生地にするか決める事らしく、(伸縮する素材なのか、ハリがあるのか、ボリュームの出方等も計算の上詰めていきます。

黙々と作業する熊谷さん。
集中している時はこちらもしっかり気配を消す!これに限ります。
と、これは何をしているのかと言うと、次のページで解説します。
洋服作りの手順とは

1.デザイン画を描く
2.お客様からの注文を承る
3.お客様の採寸
4.製図(型紙作り)パターンを引く。
5.生地の裁断←今ここ
6.仮縫い(生地の縫い合わせ)
7.仮縫い合わせ後、仕上げ。
多少商品や生地、個々により異なりますが大まかにはこのような流れになります。
とにかく切ります裂きます、慌てずに。。。
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後の工程を考えながらこまめにアイロンをかけたり、裁断した生地の整理をしつつ黙々と作業を続けます。
そしてなぜ、裁断のここの時点でこんなに集中しているかというと、実は次の工程が熊谷さんの大好物の工程だからなんです。
この縫製の時点で、自分の納得できるものが形に成るのか否かが分かれるらしいんです。 |
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もしかしたら納得できずに形にする事を断念するかもしれないですし、想像以上の出来にアドレナリンが噴出するかもしれない。
その一番際どい時間の為にただひたすら切り続ける。
職人ですね。
そしてほんの一部ですが今までのデザイン画とパターンがずらり。

今まで作った方でお客様から再オーダーが来る場合もあるのでしっかりと保管されていました。いわば熊谷さんの財産ともいえるパターンの数々。
と、そんなところへお客様が。。。
採寸。そして・・・

丁度今ご説明した通り、以前商品としてお店で販売していたモノを自分の寸法で作って欲しいとの依頼でした。
お客様とコミュニケーションをとりながら、採寸、さらにはどんな裏地を使用するかなどチェックは細かくそして丁寧に。
また、パンツのすそ上げのオーダーも入った様です。

細かいお客様のこだわりにもしっかりと対応。
こういうお店があると安心ですよね。
そして先ほどから裁断し続けているこの紺色の生地は何になるのかと言うと。
モッズコートになるんです。
モッズコートと言えばカーキ色で必要以上に白くなったワイヤーが入ったフードの毛、古着特有のダルダル感というかストンと肩が落ちたようなイメージ、一世を風靡した頃には日本人のサイズに合うものを探すのも困難と、そんな視点からも格好の良かったコートですよね。

熊谷さんは当時の古着特有の良さを残しながらも全く新しい配色で作ることにしたそうです。
そして、裁断も一段落し、どこから手をつけるかというと、写真上のフード。
こちらを当時のようなゴワゴワ感を出すために加工。
加工の詳細は秘密。

そしてフードを縫い合わせていきます。
手慣れております。

完成まで見たいのですが、この日はここで取材終了の運びとなりました。
洋服作りはとても時間のかかる作業なんですね。
そんなお忙しい中、熊谷さんにインタビューさせて頂きました。
GUIDE MISTA 代表 熊谷圭吾氏にインタビュー

>起業したきっかけは?
1年間秋田の専門学校で一通り服作りの勉強をしてみて、雇ってくれるところが無いと思い起業しました。
>なぜ服飾の業界に?
最初は嫌だったんですが。。。
高校を中退して、人と関わる仕事より裏方の仕事をしようと思いました。
最初は靴のデザイン専門学校に行こうと思ったんですが、学費も高く、秋田に無くて、その時 丁度お金もなく、それから自分の服をリサイズしたり、生地を買って自分で服を作ってみたら全然ダメで、学校で教えて貰いたくなって始めました。
>では興味はあったんでしょうか?
今思えば職人になりたかったって思っています。
専門学校は当時、覚悟がいる場所でした。社会に出た事もなく若かったていうのもありますけど。
当時はデザインの学校とか行ってる人を見て「そんなに自分に自信があるの?」って思ったりもしましたけど、今はだいぶ冷静に考えています。
いろんな人に支えられながら感謝しながら仕事に励んでいます。
>この仕事を続けていて楽しい事は?
作業途中がとても楽しく感じます。これはとてもいいものになるって感じる瞬間が良いです。
>では逆に辛い事は?
辛い事の方が多いかもしれないです。
胡散臭い事が嫌いで、幸せ全開っていのはあまり好かないですね。
>そうかもしれないですね(笑)でも洋服のデザインは相反して面白いですよね?
ありがとうございます。流行とかは表現していないですけど。
>どんな思いでいつも洋服を作っていますか?
難しいですね。
売れそうな服を作ると売れないんです。自分が精神的にグシャってなるまで考えて考えて作るようになりました。
なので、結果、自分の好きな服だけ作っています。
>そうじゃないと続かないですよね?
そうですね。いろんなものが溢れているのでうちだけは隙間を埋めれればと、そんな感じで。
熊谷さん。ありがとうございました。
後日談 〜モッズコート完成〜
取材時のモッズコートが完成したとの連絡を受けたので早速

今までのモッズコートでは見ない配色ですよね!
編集後記
皆様ここまで読んで頂きありがとうございます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、熊谷さんはとても精悍な顔立ちをされていて、言わばイケメンです(笑)
敢えて正面をはずして撮影させて頂きました。
若くしてとても真面目で、職人気質。とても考えの深い熊谷さんでした、アーティストとはやはり紙一重だな。と、感じさせる話の運び、そして深いところまで行きすぎてはしまうんじゃないかというぎりぎりの会話、こちらが楽しませて頂いたかもしれません。
百聞は一見にしかず。熊谷さんの世界観を味わうなら是非一度足を運んで頂ければ幸いです。

















