
今回のアキタジンは秋田市四ツ小屋でエクストリームスポーツフリーク必見の品揃えのShortage Clothing Store(ショーテージクロージングストア)を経営する傍ら、現役のMX(モトクロス)、FMX(フリースタイルモトクロス)のライダーとして活躍する 加賀真一さんにアキタジン!!
国内海外を飛び回り危険を冒してまでオーディエンスを熱狂させるそのパワーの源は!?
加賀真一さんプロフィール紹介
加賀真一 shinichi kaga AK:BUPPER
1978/11/8
TEAM MX-VIRUS
BLOODTYPE:A
MX(モトクロス),FMX(フリースタイルモトクロス)RIDER
趣味:妄想・旅・食.飲・自分がカッコいいと思う事をやる事
座右の銘:へそ曲がり
-経歴-
4歳でバイクに乗る
17歳 初渡米でランニング中に迷子になる
21歳 ブラジルデナシオンの125cc代表に大会前ぎりぎりに選ばれ、125ccクラス5位に入ってしまう
22歳 FMXをやってみる
24歳 念願の全日本MXチャンピオン
26歳 スズキファクトリーに入る
28歳秋 ファクトリー戦力外通告を頂く
29歳 砂田彰とチームK&Sを結成
30歳 現役MXライダー引退して、方向性を模索、Shortage Clothing Storeを開店。
MX(モトクロス)とは?

オートバイを使ったレース(モータースポーツ)の種類で、 オフロード向けオートバイやオフロード競技専用車(モトクロッサー)などを用い、主に丘陵や斜面に造られた未舗装のオフロード専用コースで一斉にスタートするマススタートにより順位を競う競技。
ドライビングテクニックはもちろん、強靭な体力も必要とされます。
FMX(フリースタイルモトクロス)とは?

順位を競うレースとは異なり、スノーボードのフリースタイル等のように、大小さまざまな規模のジャンプ台やキッカーを設置し、それらを有効に使用して制限時間内にさまざまなトリックを行っていく競技。
度胸と精神力、トリックの技術も必要とされます。
まずはお店の紹介から!

この度OPEN1周年記念を迎えるShortage Clothing StoreはVOLCOMをはじめ、DRAGON・VESTAL・ETNIES・FRIDAY13・RED BULL・FOX・SHIFT等を取り扱うセレクトショップ(全正規代理店)です。

遊び心をくすぐる古き良きヨコノリアイテムが満載です!
もちろんレディースも取りそろえていますので、アクティブなライフスタイルの方にはぴったりですよ。

AM 9:00 加賀真一さん登場

おはようございます!
うおっ!!すごく寝むそうですが。。。

この日はなんと朝4:00からサーフィンへ行っていたそうで。
筋金入りのエクストリーマーですね!そして気になるのは加賀さんの隣のスケートランプ。。それは後ほど。。
この日、お昼からのショップOPENの前に「オートランド秋田」でMX(モトクロス)の練習をするようで、すでに準備に取り掛かっていました。
オートランド秋田へ出発

ご自身で準備、運転、サーフィンですでに疲れもマックスですが、そこはプロ。レッドブルを流し込み、何事も無かったかのようにテンションを高めます。

天気は快晴!なんというバイク日和!
モトクロスと言うと、一般的にはジャンプが複数あるダートコースを集団で走って順位を競うレース競技なんですが、実際に見たことが無い方はピンとこないかもしれません。
ファミコン世代の方はアレですよアレ!名作エキサイトバイクのリアル版です!

早速準備です。
膝を壊している方や、膝の怪我予防のためCTIニーブレイスは欠かせない。と、加賀さん。
加賀さんも歴戦の結果、現在は膝の靭帯を断裂しており、フルオーダーのニーブレイスを使用していました。
ウン十万するCTIニーブレイスですが、やはり何事も基本は安全。
もちろん体の各部位にプロテクターを装備しています!
モトクロスは靭帯断裂や骨折がざらに起こりうる危険なスポーツなんです。
安全無くして楽しみは得られないという事ですね。

準備万端!
通常の練習では約50分間コースを回り、休憩をはさみそれを二回繰り返すくらいだと言っておりましたが、公道ではありえない起伏の激しい未舗装の丘陵や斜面を50分も走るとは体への負担は計り知れないものを感じますね。
百聞は一見にしかず。というわけで動画をご用意しました↓
さすが!バンバン飛んじゃってます!
マニュアルの車やバイクの免許をお持ちの方は分ると思いますが、基本が一番難しく、大事ですよね。
減速し、ギアを落とししてからのコーナーリング、直線での速やかな加速。ほかにも基本はたくさんありますが、緊急時に五感でとっさに対応する判断力も必要です。
体で覚えている運転操作ですが、日常生活でそこまで神経を尖らせて走行している方も多くはいないと思います。

さらにモトクロスは、立ちながら走る事が非常に多いので、それらの基本を100%踏まえた上、様々な環境(天候やコース)、体勢でパフォーマンスを発揮しなければいけません。
上半身、下半身のバランスはもちろん、走行中は有酸素運動と無酸素運動の間のような状態なので基礎体力からトータル的な筋力も必要です。実際のレースでは他のライダーや精神的なプレッシャーも多いのでかなりストイックなスポーツと言えます。
約40分ほどコースを回り1本目終了!そして休憩。
休憩は大事です!
そして二本目へ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
無事練習終了。

さすがの加賀さんももうヘトヘトに疲れていました。
泥まみれになったバイク。メンテナンスも大変だそうです。
そして秋田市四ツ小屋にあるShortage Clothing Store(ショーテージクロージングストア)へ戻り、開店の準備です!!

Shortage Clothing Store OPEN

お店を開けると早速の来客です。

スケートボードやサーフィン、スノーボード等を愛するお客さんも多いこのお店では、会話も自然と弾みます。
出勤間もなくPCでメールのチェックから、スケジュールの確認、調整を行い、デスクワークもこなします。

電話やインターネットで加賀さんご自身が出場するイベントへの交通の手配、今までもアメリカ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、などに飛び回っていました。今年に入ってからも広島や福島、北海道、もちろん秋田、そしてフィリピン。
国内外問わずあらゆるイベントに出場しています。
イベントの大小問わず、機会があればどこへでも足を運んで自分もオーディエンスも楽しむ!
国内ならご自身でトラックを運転して現地に向かいかなりアグレッシブに活動しています。

ご自身でSHOPカードやお客様用のダイレクトメールの作成もフォトショップでこなしてしまします。
また、現在所属しているTEAM MX-VIRUSのスケジュール調整や新しいイベントの企画など、業務は多岐に渡っていました。
好きなことならいくらでもやってしまうそうです!
少し遅めの昼食

そして少し遅めの昼食は奥様お手製!しばし休憩です。
来客の合間に作業をこなし、あっという間にもう夕方前になってしましました。
それからも続々とお客さんが見えていました。
Shortageスケートランプ
冒頭で少しだけ登場したこのスケボーのランプ。
こちらも加賀さん手作りなんですが、ビギナーの方も練習用に集まるそうです。
そして加賀さんもスケボーの練習、これは毎日の日課でさすがに日々上達しているとのこと。

お店の周りはほんとにのどかです。
ここから本日最後の山に突入します!
中野BIGAIRに向けて

2009/7/12(日)に開催される
Shortage clothing store × WEBマガジンプラッサ
このイベントは終了しました!!
入場無料のFMXイベント【中野 BIG AIR】
※イベント詳細はこちら!
このイベントで使用するジャンプ台作りです!

最大の高さは約3メートルほど。
加賀さんを含めた日本各地のFMX(フリースタイルモトクロス)のプロライダーさんをゲストに迎えイベントを開催するわけなんですが、こちらも手作りなんです。
そしてこのジャンプ台の錆び止め、ペイント作業がありまして、すべて手作業!
ハードな一日の締めくくりです!

手伝って下さる方々も集まり、網の目状の部分も丹念に塗り無事完成!
無料でFMX(フリースタイルモトクロス)を見れるイベントは日本でも数少ないと思いますので。
皆様も是非気軽にご来場下さい!
サンセットShortage
肉体的な作業とデスクワーク、後片付けやメンテナンスに追われる加賀さん。
すっかり夕焼けになっていました。

それでは最後に加賀さんにインタビューしてみようと思います。
加賀真一さんにインタビュー
無事お店の営業も終了したところで疲労困憊の加賀さんへインタビューさせて頂きました。

Q.取材された感想は?
いつも通りな感じで、取材というか、一緒に遊んでいたような感じです。
Qモトクロスを始めたきっかけは?
きっかけは、オートランド秋田で、もともと親父もバイクに乗っていて幼少の頃から自然と行くようになって、レースが身近にあって、小さいバイクを乗る機会があってそういうのが身近にあった環境にいたからかな。
Q何歳の頃に?
4歳の頃から
Q.怖くはなかったですか?
怖いとかはなくて、自転車も乗れなかったんだけど、バイクはなぜか乗れたんだよね(笑)
全然のめり込まなかったし、速くなりたいとも思っていなかったけど、ただ遊んでただけだったかな。
特に指導も受けたこともなかったけど、体で覚えて、今になって結果、打ち込む事があってよかったな~と思います。

Q.MX(モトクロス)プロになったのはいつできっかけは?
高校を卒業する時に、面談?で、先生と話した時に、次の年からA級(MXレース)に上がれることに決まっていて、契約?というか、いきなり賞金稼ぎになったって感じですね。。
そのころにはアメリカのスーパークロスで走りたい出たいってずっと夢を持っていました。
それで、高校を卒業してすぐプロになってアメリカに行って、2年目にプロのA級の国際ランキングで2位になって、そこそこお金を貯められるようになりましたね。
Q.そこからMX(モトクロス)人生がさらに加速していったと?
モトクロスもそうだけど、やっぱりいろんな刺激があって、例えばカリフォルニア西海岸のあのカルチャー!
もうやられちゃって、これだな!って思って。
Q.西海岸の音楽とかライフスタイルに惚れ込んだと?
そうだね。自分の憧れたものを直に見て、感じて。
それをまたこっち(日本に)持ってきたくて。。。
お店のテイストもそんな感じなんだけど、もう少ししっかりやりたいですね。
伝えたいんだけどまだ伝えきれてないんだよね~こっちでは。
Q.サラリーマンのような普通の会社勤めをしたことがないと取材中おっしゃってましたが?
会 社とは契約しているんだけど、今までサラリーマンのように普通の会社通って勤めっていうのをした事がなくて、そのへんでは若干偏った人間にはなってしま うんだけど(笑)、その分また違う経験をたくさんさせてもらっていて、それが何に生かせるかは分からないんだけどね(笑)
Q.主に活動していた場所は?
日本に帰ってきてからは仙台を中心に活動してたかな。
でもやっぱり自分の色?を出したくて、FMX(フリースタイルモトクロス)も始めて、MX(モトクロス)1本だけでストイックにやりたくはなかったので。。。もちろんしっかり両立はさせようとがんばってはいましたね。
その時にSUZUKIのファクトリーチームに在籍していたんだけど、ライダーの入れ替えでそこを脱退して、自分でチームを立ち上げて、1年福島でがんばって、2年目に秋田に帰ってきて、自分のお店を2008年に始めたのが今までの経緯かな?

Q.モトクロスの魅力は?
なんでもそうだけど気持ちいいし、面白いのが基本にあって、なんで面白いかっていったら、難しいから。
上手くなろうとして技でも何でもできたときにそこが気持よくて、で、しっかりレースの成績に反映されて、他にもスノーボードとかサーフィンとか競技はいろいろあるけど、自分がたまたまMX(モトクロス)の楽しみ方を知ってしまっていたって感じなんだけどね。
Q.MX(モトクロス)で楽しいことは?
ジャンプだね。
ボーンって飛んだら気持ちいい!
スノボーとかと同じ感じだと思います。
Q.辛いことは
レースが疲れる。体力使うし。
地道な努力をしないとレースでその歯車が噛み合うことはまずないかな。
本当にレースで楽しみたいんだったら、日頃の練習で辛い思いをしないと。
結果勝てば楽しいからね(笑)
練習の時はドMに。
Q.仕事でアメリカやブラジル、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、etc…世界中を巡って一番印象深かったところは?

うーん。。。。フィリピンかな。
同じアジアとは思えない、特にマニラなんかはスラム街があったり治安が悪かったり、貧富の差があったり、目に見えて分かってしまって、そういうのを目の当たりにして。。。
それにやっぱりあっちはバイク社会だからね。
バイクを必要としてる人がたくさんいるから、バイクを見に来る人が何万人もいて(イベントで)、バイク界でも日本にはない活気がある。
それで印象に残ってるかな。

Q.そのような経験をされて秋田に帰ってきて、秋田についてどう思いますか?
!?
秋田について!?
う~ん。。。。
高校卒業して、すぐ秋田を出て秋田にいなかったから、正直難しいんだけど、帰ってきてそんなまだ友達もあんまりいないし、いまいちどういう場所か掴みきれてないんだけど、不景気ばっかり言っててもしょうがないから、楽しめるようにしていきたいよね。
秋田を元気に。。。ん~元気に。っていうか、少しでも何かを発信しないと何も変わらないから、少しでもそういう元気のある人達が集まって、何かイベントなりなんなり、どんどんやっていった方がいいと思う。
刺激がないなら、刺激を作っていければ面白いかな。
でも正直、あんまり秋田に住んでいなかったから、「お前に秋田の何が分るんだよ。」って言われたら何にも言い返せないけどね(笑)
このまま何もせずいたら、秋田には居れないかもしれないから何かやらないと!という気持ちはありますね。
Q.尊敬する人は?
師匠というか、日本人なんだけどアメリカでフォトグラファーをやっている人で、日本の雑誌だったらサーフサイド・スタイルマガジン「Blue.」とかの写真を撮っているザップさんという人なんだけど。
とにかく不思議な人で、独特な雰囲気かつPeaceな人なんだよね。
芯があって、どんなに金がなくてもそのポリシーは曲げないって強さがあって、言葉では言い表せないね。

Q.これからの目標は
自 分のバイクっていう畑で言ったらベースは二輪業界の人間で、スケボー、スノーボード、サーフィンっていうカルチャーに憧れを持ってこういうお店も始めた し、もっと勉強してもっと好きになって、そういうテイストのモノを秋田にも伝えられたらいいなっていうのが一つと、MX(モトクロス)のレースを見るより も、一度でもFMX(フリースタイルモトクロス)を見て欲しいのがあって、それをきっかけに子供たちや、気軽にできる50ccのバイクでもいいから少しで もそういう人口が増えてくれれば嬉しいかな。
あとは、来年に大きいイベントを開催したいと思ってます。
Q.では最後の質問ですが、加賀さんの一番好きな食べ物は?
ん~。。。。。。。。。。。。
お寿司の生ホッキですね。
生ホッキですか(笑)
そう。生ホッキです(笑)
では、生ホッキということで、本日はお忙しいところありがとうございました!
About Shortage today: http://shortage.jugem.jp/
Kagashinichi.com: http://www.kagashinichi.com/
編集後記
数々の栄光を手にしてきた加賀さん。
終日とても優しくゆる~い感じの方だったんですが、MX(モトクロス)というフィルターを通すとやはりそこはストイック。
事細かに言葉に出さない部分はしっかりと、感覚で感じ取らせて頂きました。
やはりオーラというかそういうものが加賀さんから出てたんでしょうか?
言葉で伝えなくても雰囲気で伝わるものですね
そして一緒に秋田で楽しいことを発信していくお約束をさせて頂きました。
皆さんも一度、MX(モトクロス)やそういったカルチャーに触れてみてはいかがですか~?

















